Koki's personal blog

Koki's personal blog

Another fine, responsive site template by HTML5 UP.

Koki

4 分で読めます

この記事では、Google Colabで書いたコードをGitHubで管理する方法を説明します。
ローカルに環境構築をせずに開発をしつつ、そのコードを管理したい人向けの内容となっています。
パブリックリポジトリ、プライベートリポジトリ両方を対象としています。

この記事の内容です。

対象読者

  • Google Colabで書いたコードをGitHubで管理したい方

環境

  • Google Colab

前提条件

  • GitHubアカウント作成済み

共通の下準備

  1. Google Colabのプロジェクトを作成する
  2. Google Driveをマウントする
    2は、cloneしたモノを保存するために必須です。
    方法は、このページがわかりやすかったのでこちらを参照してください。
    【Google Colaboratory】2通りのGoogleドライブのマウント方法

パブリックリポジトリを使用

パブリックリポジトリを使用する際は簡単で、それぞれ以下の流れで設定したりcloneするだけです。

1. Gitアカウント設定

pushを行えるようにするため、以下のコードブロックを作成し実行します。
メールアドレスとユーザ名は、お使いのものに置き換えてください。

!git config --global user.email "メールアドレス"
!git config --global user.name "ユーザ名"

2. Gitパブリックリポジトリをclone

以下のコードブロックを作成し、実行します。
[リポジトリURL]は、対象のものに置き換えてください。

%cd /content/drive/MyDrive/Colab Notebooks
!git clone [リポジトリURL]

3. コードのcommitおよびpush

Google Colab外で行う方法とほぼ同じです。
以下のコードブロックを作成し、実行します。(addやcommit、pushの対象はお好みで。)

!git add .
!git commit -m "コミットメッセージ"
!git push origin main

プライベートリポジトリを使用

プライベートリポジトリを使用する際は、Personal access tokenを利用して認証を行う必要があるため、手順が変わってきます。

1. GitHub側でPersonal access tokens作成

以下の手順で、Personal access tokensを作成します。
これは、

  1. GitHubにサインイン
  2. ページ右上のアイコンから、Settingsをクリック
  3. 左側メニュー一番下のDeveloper settingsをクリック
  4. 左側メニュー一番下のPersonal access tokensをクリック
  5. Generate new tokenをクリックし、Personal access tokensを作成
  6. 作成されたtokenをコピー (後ほど使用するため。)

2. Gitアカウント設定

pushを行えるようにするため、以下のコードブロックを作成し実行します。
メールアドレスとユーザ名は、お使いのものに置き換えてください。

!git config --global user.email "メールアドレス"
!git config --global user.name "ユーザ名"

3. Gitプライベートリポジトリをclone

以下のコードブロックを作成し、実行します。
[Personal access tokens]は、先ほどコピーしたものを、
[GitHubアカウント名]と[リポジトリ名]は、使用しているものや対象のものに置き換えてください。

!git clone リポジトリURL
%env TOKEN=[Personal access tokens]
%cd /content/drive/MyDrive/Colab Notebooks
!git clone https://$$TOKEN@github.com/[GitHubアカウント名]/[リポジトリ名].git

4. コードのcommitおよびpush

Google Colab外で行う方法とほぼ同じです。
以下のコードブロックを作成し、実行します。(addやcommit、pushの対象はお好みで。)

!git add .
!git commit -m "コミットメッセージ"
!git push origin main

最近の投稿

カテゴリー